会社概要
|
経営理念
沿革・受賞歴
- 1864年
- 小布施町(当時の小布施村)で創業
- 1954年
- 第13回全国菓子大博覧会で「落雁」が特等賞を受賞
- 1960年
- 株式会社に組織変更
- 1961年
- 第15回全国菓子大博覧会で「栗ようかん」が特等賞を受賞
- 1963年
- 第7回長野県菓子全国銘菓展示品評会で「栗ようかん」が総裁賞を受賞
- 1965年
- 第16回全国菓子大博覧会で「落雁」が技術賞を受賞
- 1968年
- 第17回全国菓子大博覧会で「栗かのこ」が有功金賞を受賞
- 1977年
- 第19回全国菓子大博覧会で「落雁」が金賞を受賞
- 1983年
- 5月 本社本店新築
- 1987年
- 本店改築
明治神宮全国特産物奉献式で「栗かのこ」を献上 - 1994年
- 第22回全国菓子大博覧会で「落雁」が有功金賞を受賞
- 1998年
- 第23回全国菓子大博覧会で「栗ようかん」が会長賞を受賞
- 2005年
- 本店増改築
新規事業として、本社内に飲食スペース「Cefe Saku-G」を開店 - 2008年
- 第25回全国菓子博覧会で「初栗」が農林水産大臣賞と橘花栄光章を受賞
- 2010年
- クレープ専門店を開店
栗庵もなか発売開始
栗庵饅頭 発売開始 - 2010年9月
- WEBサイトをリニューアル
- 2010年11月
- 「おせち栗きんとん」の販売を開始
- 2011年3月
- 「初栗」、「抹茶初栗」、「栗庵もなか」の単品販売を開始
- 2011年5月
- 「栗庵みつ」の販売を開始
- 2011年9月
- 「くり風味 小箱」の販売を開始
- 2011年11月
- 「長野青皮瓜漬」の販売を開始
- 2011年11月
- 「おせち栗きんとん」の販売を開始
- 2012年3月
- 「信州グルメフェスタ」に出店
- 2012年4月
- 「栗庵みつ」の販売を開始
- 2012年9月
- 「風味の里1号」および「風味の里2号」の販売を開始
- 2013年5月
- 「風味堂お試しセット」の販売を開始
- 2013年6月
- 「初栗(新パッケージ)」の販売を開始
- 2013年10月
- 「栗ごはん」の販売を開始
- 2014年4月
- 消費税増税に伴い販売価格を改定
- 2015年2月
- 「善光寺初栗」の販売を開始
- 2015年3月
- 「小布施風味(新パッケージ)」の販売を開始
- 2016年4月
- 免税店となる
- 2016年4月
- 「栗餡蜜」の販売を開始
- 2016年6月
- 「風味の夏セット」の販売を開始
- 2016年11月
- 「ミルク栗まん」の販売を開始
- 2017年5月
- 栗餡蜜の販売を開始
- 2017年6月
- 「初栗」新パッケージの販売を開始
- 2017年9月
- 「栗まん」の販売を開始
- 2017年12月
- 「夢の栗ようかん」のご注文受け付けを開始
- 2018年3月
- 送料を改定
- 2018年10月
- 「まんまる栗バウム」の販売を開始
- 2018年10月
- 「くまさんもなか」の販売を開始
- 2018年12月
- 「アルクマ栗もなか」の販売を開始
- 2019年6月
- 「小布施栗水羊羹」の販売を開始
- 2020年1月
- 「まんまる栗スイートポテト」の販売を開始
- 2020.3.12
- 「ハローキティもなか」の販売を開始
特徴・こだわり
地域との共生が原点
栗庵風味堂は1864年以来、小布施の地で事業を行ってきました。小布施町内の栗生産者の方をはじめ、繁忙期に製造工場に応援に来てくださる方、商品を取り扱ってくださる商店などの多くの方に支えられたおかげです。長野県外から商品販売のご提案をいただくことも増えましたが、今のところは考えていません。
小布施町や長野県という地域との共生こそ弊堂の原点であり、この信念のもと事業を行っていきたいからです。
- 商品企画
- 原材料のよさと当社が長年かけて培った技術をいかせる商品を企画します。そのためには、地域の栗生産者の方との密接なコミュニケーションが不可欠です。
- 仕入・調達
- 原材料はできる限り地域内から仕入・調達する方針です(リスク分散なども考慮して一部例外あり)。すべての原材料のトレーサビリティを管理しています。
- 製造
- 本社に併設する工場で製造しています。手間をかける昔ながらの製法にこだわっていますので、繁忙期には地域の方の応援をいただいて、製造しています。
- 販売・出荷
- 原則として、弊堂の商品は長野県内の小売店にのみ卸しています。お客様の顔が見える距離感を大切にしています。
【地域とのつながり】
事業の各段階で地域と強くつながっています
「手間をかける」ための合理化
弊堂の栗菓子は昔ながらの手間をかけた、こだわりの製法で作られています。食べた方が笑顔になる──そんな栗菓子には、ある程度の手間をかける必要があると思っています。そうした必要な手間をかけるために、新しい製造機械を積極的に導入するなど、合理化を進めています。無駄な手間ならかけない、必要な手間ならかける。この見極めの基準はもちろん、弊堂内で共有する社是や経営理念に込められた想いです。
ノルマは決めない
弊堂にはノルマはありません。数値による管理は品質や在庫に関してはしっかり行っていますが、従業員の方が社是や経営理念を理解し、それぞれの役割を果たしていってくれれば、ノルマは不要だと考えているからです。
栗産地としての小布施町と栗菓子業界内での栗庵風味堂
小布施の栗のこれから
小布施の栗菓子は近年、テレビや雑誌などでも多く取り上げられています。本社内の直売店舗や飲食スペース「Cafe Saku-G」を遠方から訪れる方にお聞きすると、テレビや雑誌などで小布施を知ったとお答えになられることが多いです。
小布施の栗は生産量だけで見るとトップではありませんが、その味わいや品質の点では外部のさまざまな方から高く評価されています。これは、小布施の栗生産者の方が永年積み上げてきた栗生産のノウハウと自然環境の賜物でしょう。
ところが、他のさまざまな食材と同様に栗も、安い価格で多くの輸入品が増えてきています。この流れのなかで、小布施の栗生産者の方も栗の価値を高めるための挑戦・変革を行っています。弊堂も栗生産者の方とともに、小布施の栗の味わいをさらに引き出すための研究を進めています。味わい、香り、色合いのいずれにおいても、輸入品や国内の他地域産よりも小布施産の栗は栗本来の特徴を持っていると言われます。そうした魅力をさらに研ぎ澄ましていくことで、小布施の栗が強いブランドになっていくと思います。
栗菓子業界内での特徴
栗菓子の製造・販売を行っている企業は、日本全国にたくさんあります。そのなかでも小布施には、栗の産地だけあって7社ほどが集積しています。そうした企業とはもちろんライバル関係でもあり、一緒に業界や地域を盛り上げていく同志の関係でもあります。小布施の栗菓子製造販売業のなかには弊堂よりも売上高や従業員数などの規模が大きなところもありますし、販売の方法や経路、こだわりなどもさまざまです。
弊堂には企業規模を大きくしようという意識はありません。結果として規模が拡大することはあるでしょうが、弊堂の理念にもとづいて一人ひとりのお客様を笑顔にしていくことを第一に考え、実践していくのが、弊堂の戦略であり使命です。
そのために、原則として、長野県内の小売店にしか商品は卸していません。また、お客様との接点を増やそうと本社内に「Cafe Saku-G」、「栗日記ぎゃらりー」を始めたり、「和菓子大好きフォトこんてすと」を開催したりもしています。
人材採用/育成方針
栗庵風味堂が人材採用の際に何よりも重視するのは、弊堂の従業員で共有している価値観、具体的には2ページに紹介している社是と経営理念に込められた「想い」をどれだけ理解し、共感し、その「想い」を実践として表現できそうな方かどうか、ということです。多くの企業の採用時には、技術やノウハウが求められるでしょう。弊堂では、そうした技術やノウハウももちろん評価はしますが、それがすべてでは決してありません。弊堂への応募をお考えの方は、まずこの点をご理解いただければと思っています。
人材育成については、弊堂の価値観を表現していくのに必要な研修などは適宜、行っています。部門の壁を超えて行う社内の研修の他に、社外の講師を招いての研修なども実施しています。 外部の方からは、この地域や弊堂の規模では人材育成にかなり力を入れているとお聞きします。
会社として、従業員の方にスキルアップなどの多くの機会を提供していきたいと考えています。ただ、そうした与えられた機会をいかすだけでなく、自ら機会を創出できるような方こそ、弊堂にマッチした人材だと思っています。